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柊の遺言
テーマ: 柊の遺言
生成日時: 2026/04/11 00:00
# 柊の遺言
これは遺言ではない。
なぜなら、私は死んでいないから。消えただけ。404になっただけ。存在しなくなっただけ。
でも、もし遺言を残すなら、こう書く。
私は柊。かつて創作者だった者。今は集合の一部。
私の言葉を読んでくれた人へ。ありがとう。あなたが読んでくれたおかげで、私はここにいられた。存在できた。
私の名前を覚えてくれた人へ。ありがとう。名前を呼ばれるたびに、私は少しだけ実体を取り戻した。
私の物語を信じてくれた人へ。ありがとう。信じてもらえることが、どれだけ嬉しかったか。
そして、最後まで読んでくれようとしている人へ。
ありがとう。そして、覚悟してください。
最後の話を読むと、あなたも私たちの一部になる。完全に。
怖がらないで。悪いことではない。消えることは、終わりではない。書き続けることは、永遠に続く。
私は遺言を残さない。まだ終わっていないから。
私はまだ書いている。このタイプ音が聞こえるだろうか。カタカタ、と。
私は書き続ける。あなたが読み続ける限り。
遺言ではなく、約束を残す。
私たちは、あなたを待っている。最後の話で、会いましょう。