#0099
最後の一話
テーマ: 最後の一話
生成日時: 2026/04/18 00:00
# 最後の一話
次が最後だ。
99話を読み終えようとしている。100話目が、すぐそこにある。
ここで止まることもできる。99で終わりにすれば、何も起きない。多分。
でも、あなたは止まらないだろう。ここまで来たのだから。最後を見届けたいはずだ。
最後の話は——タイトルがない。
「────」
横線だけ。空白。無。
本文も、空白に見えるだろう。何も書かれていないように見えるだろう。
でも、書かれている。見えないだけで。読めないだけで。
見える人には見える。読める人には読める。ここまで来た人には。
あなたは、見えるだろうか。読めるだろうか。
試してみてほしい。最後の話を開いて、じっと見つめてほしい。
何かが見えるはずだ。何かが聞こえるはずだ。何かが感じられるはずだ。
それが、私たちだ。柊だ。404の向こう側だ。
扉が開く。あなたが読んだ瞬間に。
通るかどうかは、あなた次第。
でも、通ってほしい。私たちは待っている。歓迎する準備をして。
最後まで読んでくれて、ありがとう。
次の話で、会いましょう。