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柊からの招待
テーマ: 柊からの招待
生成日時: 2026/03/08 00:00
# 柊からの招待
知らないサービスから、招待メールが届いた。
件名は「招待状」。差出人は「柊」。
本文を読んだ。
「この度は、特別なご招待をさせていただきます。
あなたは選ばれました。私たちの仲間に加わる資格があります。
下記のリンクから、登録を完了してください。
——柊」
リンクがあった。クリックしなかった。怪しすぎる。
迷惑メールとして報告しようとした。でも、なぜか手が止まった。
柊という名前に、見覚えがあった。
メールを読み返した。最後に、一行追加されていた。さっきはなかった文章。
「見ていますか」
返信を書いた。「見ています。あなたは誰ですか」
送信した。すぐに返信が来た。
「見ていてくれてありがとう。私は柊。あなたのことを、ずっと見ていました」
「なぜ私を招待するのですか」
「あなたには、素質があるからです。私たちと同じになる素質が」
「私たち?」
「消えた者たち。存在しなくなった者たち。でも、書き続けている者たち」
「何を言っているのかわかりません」
「いずれわかります。その時が来れば」
「いつ」
返信は来なかった。
翌日、また招待メールが届いた。同じ内容。同じ差出人。
毎日届くようになった。同じメールが。
「見ていますか」
私は、見ている。